TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team arrives to the high-speed snow spectacular of Rally Sweden (February 12-15) with home hero Oliver Solberg leading the FIA World Rally Championship standings.

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team arrives to the high-speed snow spectacular of Rally Sweden (February 12-15) with home hero Oliver Solberg leading the FIA World Rally Championship standings.
Since 1979, the TOYOTA GAZOO Racing Europe facility in Cologne has been the home to various top-level motorsport programmes as well as a variety of high-performance engineering.
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)並びにTOYOTA RACING GmbHは、2026年1月7日よりトヨタの欧州研究開発拠点および子会社である「TOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH」(ドイツ・ケルン)を「TOYOTA RACING GmbH」へと社名を変更しました。

伝統的なプレシーズンイベント「プロローグ」は、シーズン開幕戦「カタール1812KM」の直前、3月21〜22日にルサイル・インターナショナル・サーキットで2日間にわたり開催されます。
カタールでのプロローグ開催は今回が3回目で、プレシーズンテストが導入された2013年以来、ポール・リカール、モンツァ、バルセロナ、スパ・フランコルシャン、セブリングに続く6番目の開催地となります。
この2日間は、2025年バーレーンでの最終戦以来、すべてのハイパーカークラス参戦チームが同時に走行する初めての機会となり、総走行時間は14時間、4セッションに分けられ、昼間に2回、夜間に2回実施されます。
夜間セッションは、3月28日の10時間耐久レースで想定される気温や環境条件を再現するために行います。
ドライバーとエンジニアは、全長5.418km、16コーナーを持つカタールのサーキットに合わせ、TR010 HYBRIDのセットアップを細かく調整します。またMichelin製タイヤのコンパウンドを比較し、性能と耐久性を確認します。
さらに、このプロローグはWEC運営側がレースコントロールシステムをチェックする場ともなり、フルコースイエローやセーフティカー導入のシミュレーションも実施される予定です。


ルサイル・インターナショナル・サーキットは2026年シーズンで3度目となる開幕戦の舞台となり、8戦あるシリーズの初戦を10時間レースで飾ります。
「カタール1812KM」という名称は、1878年12月18日のカタール統一を記念して付けられています。レースは昼にスタートし、夕暮れから夜にかけて行われるため、気温が下がる中でタイヤ戦略が重要になります。
2004年にバイクレース用としてオープンしたルサイルは、1kmのストレートと中高速コーナーの組み合わせが特徴です。この構成に対応するには、直線でのスピードとコーナーでの空力的グリップのバランスが必要です。
高低差はほとんどありませんが、風向きの変化が車のパフォーマンスに影響します。特に第1コーナー進入での向かい風や追い風は最高速やブレーキ距離に影響し、インフィールドの流れるようなコーナーでは横風がドライバーを試します。
トヨタはまだカタールで表彰台に立ったことはありませんが、2024年の初開催ではニック・デ・フリースが予選2番手を獲得。これまでの2戦ではいずれも5位でフィニッシュし、ポイント獲得率は100%を誇ります。


1953年にオープンしたイタリアのアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ(通称イモラ)は、世界でも有名なサーキットの一つです。WECとしては2024年からイタリア戦をここイモラで開催しており、過去7回の世界耐久選手権レースを実施しています。
マラネロから約90kmに位置するこのサーキットは、フェラーリ創業者と息子の名を冠し、地元の熱心なファンで毎回大盛り上がりとなります。
トヨタにとっても相性の良いコースで、2024年は変わりやすい天候を生かした戦略で勝利。翌年もダブル入賞を果たしました。
緑豊かな丘陵地帯に位置する4.909kmのコースは景観も美しく、大きな高低差があり挑戦的なレイアウトです。コース全体の多くが全開走行ですが、中高速コーナーには高いダウンフォースが必要。シケインでは縁石越えの安定性が重要となります。
幅の狭いコースのため追い抜きは難しく、昨年はセバスチャン・ブエミが地元フェラーリ#50の猛追を何周も耐え守り切った姿が印象的でした。


ベルギー・アルデンヌの森に位置するスパ・フランコルシャンは、ドライバーにもファンにも愛される高速レイアウトが魅力のサーキットです。1953年の世界選手権創設時から登場し、1966年には現在の6時間レースの前身となる1000kmレースを開催しました。
全長7.004kmはル・マンに次ぐ長さで、「オー・ルージュ〜ラディヨン」や「プーオン」「ブランシモン」など世界的に有名なコーナーを擁します。
このレースは単独でも特別ですが、ル・マン24時間レースの前哨戦としても重要な位置づけとなっています。高速セクターがル・マンと似ており、セッティングにも共通点があります。
トヨタは、現代WECでのスパ戦では13回中8勝を挙げ、そのうち2017年から7連勝という記録を保持しています。またドイツ・ケルンのチーム拠点からわずか120kmと近く、トヨタにとって「富士」と並ぶセカンドホームレースでもあります。


耐久レースの最高峰「ル・マン24時間レース」は、他にはない過酷な挑戦の舞台です。
コースは常設サーキットと公道を組み合わせており、特にミュルサンヌ(Mulsanne)ストレートは高速かつ路面が荒く、壁も近く危険性が高い区間です。
1923年の初開催以来、自動車技術の場として様々な革新を生み出してきました。トヨタは2012年以降、ハイブリッドパワートレインのみで参戦しています。
シリーズ唯一の24時間レースであるル・マンは、耐久性と集中力の限界を試します。水曜・木曜の夜間予選、金曜のドライバーズパレードなど、レース外のイベントもファンに人気です。
今年でトヨタのル・マン挑戦は28回目。これまで26大会、63台が参戦し、5回の総合優勝、18回の表彰台、8回のポールポジション、2017年には小林可夢偉が史上最速ラップを記録しました。このレースに勝利すればダブルポイントが与えられ、シリーズ制覇にも大きく影響します。


後半戦の幕開けは南米ブラジル。インテルラゴス・サーキットは、ブラジルモータースポーツの中心であり、熱狂的なファンが集います。
全長4.309kmの反時計回りのコースは、市街地の住宅街に囲まれたコンパクトで起伏のあるレイアウトが特徴。コーナーが連続して現れ、休む暇がありません。ホームストレートにも高速のターン15が含まれ、1コーナー下り区間が最大の追い抜きポイントです。
低速の第2セクターでは混雑が大きな問題となり、LMGT3クラスの車の後ろでタイムを失うことも珍しくありません。
トヨタはここで2012年の初勝利、2014年の初メーカーズタイトル獲得など重要な節目を迎えてきました。ブラジルでの戦績は2回のポールポジションと2勝です。


WEC唯一の北米戦となるのが、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。世界の有名コーナーをモチーフに設計され、2012年にオープンしました。
全長5.513kmの反時計回りコースは、ターン1に向かう急坂、続く高速スイープ、そして後半のテクニカルな区間で構成されます。中でもターン12は時速300km以上から60km/h以下まで減速する、シーズン最も重いブレーキングゾーンの一つです。
設計にはシルバーストンの「マゴッツ〜ベケッツ」、イスタンブールパークのターン8、ホッケンハイムのスタジアムセクションなどが参考にされました。
トヨタはここでまだ優勝がなく、最高位は2013年、2020年、そして昨年2024年の2位。唯一のポールポジションは2014年に獲得しました。


富士スピードウェイはTOYOTA RACINGにとって特別な存在であり、毎年重要なレースと位置づけられています。
東京から西へ約100km、東富士研究所の近くに位置し、ここでTR010 HYBRIDの高性能ハイブリッドパワートレインが設計・開発・製造されています。
トヨタは1967年の富士24時間、1000kmレースで2000GTが勝利を収め、1968・69年には伝説的なTOYOTA 7で富士1000kmを制覇。その後1980年代の全日本スポーツプロトタイプ選手権で再び主役となり、1982年には日本で初の世界スポーツカー選手権も開催されました。
特徴的なのは1.475kmのホームストレートで、最高速は320km/hを超えます。第1コーナー進入では優れたブレーキング安定性が必要。終盤のテクニカルな第3セクターでは空力とメカニカルグリップ、そして立ち上がりの加速が鍵です。
2012年以降のWEC富士戦では12戦中9勝、15回の表彰台という圧倒的な成績を誇ります。


5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキットは、2026年シーズンの幕を閉じる舞台です。2012年以降、13シーズン中10回がここで最終戦として行われました。
首都マナーマから南へ約35km、バーレーンは近代的な中東モータースポーツの先駆けで、2004年にはF1を初開催しました。
15のコーナーは高速と低速が混在し、路面の摩耗性が高くグリップも強いため、タイヤマネジメントが特に重要です。
トヨタはここで圧倒的な戦績を誇り、直近9戦連続勝利。通算14戦で11勝、8ポールポジション、19回の表彰台を記録しています。
このレース後もイベントは続き、翌日には恒例の「WECルーキーテスト」が行われ、若手有望選手に走行機会が与えられます。




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